家本氏はコ・ヒョンジン主審らの判定を称賛

　森保一監督率いる日本代表は2月1日、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第8節サウジアラビア戦で2-0と勝利を飾った。FW伊東純也（ヘンク）が全2ゴールに絡んだなか、追加点を奪った豪快なミドルのシーンについて、昨季限りでサッカー国内トップリーグの担当審判員を勇退した家本政明氏が公式ツイッターで審判団を称えた。

　日本は、1月27日に行われた第7節中国戦（2-0）と同じメンバー11人が先発。互いにチャンスを探るなか前半32分、右サイドを抜け出した伊東がクロスを送ると、中央でFW大迫勇也（ヴィッセル）がスルーし、こぼれ球を拾ったFW南野拓実（リバプール）が左足でゴールを決めた。

　さらに後半5分、相手ペナルティーエリア手前でボールを拾った伊東が、右足を一閃。強烈な一撃がゴール左上へ突き刺さり、日本に追加点をもたらした。伊東は、これで最終予選4試合連続ゴールとなった。

　日本対サウジアラビアの一戦を審判目線でツイートしたのが、昨季限りでサッカー国内トップリーグの担当審判員を勇退し、1月31日で日本サッカー協会（JFA）とのプロ審判契約も終了した家本氏だった。家本氏はコ・ヒョンジン主審、ユン・ジェヨル副審、パク・サンジュン副審ら韓国のセットとなった審判団を称えている。

「得点前の純也の手の使い方なんて厳密に言えば『ファール』なんだけど、それを許容した韓国審判団、わかってるわー」
「これはすごいシュート！　純也、最高！」

　序盤から日本、サウジアラビアともに球際に激しく行っていたが、簡単にはファウルにしないコンタクト基準が結果的に日本に吉と出る形となった。