ストライカーは1人のみ? セルティック、前田大然の代表招集で苦しい台所事情に英指摘
代表活動により、最低リーグ戦3試合は欠場の見込み
日本代表の森保一監督は1月22日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(1月27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。今冬にセルティックに移籍したばかりのFW前田大然も招集されたことで、スコットランドではセルティックのFW不足が指摘されている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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苦しみながらもW杯アジア最終予選で2位に浮上した日本は、今回の中国、サウジアラビアとのホームゲーム2連戦に連勝できれば、本大会出場に大きく近づくことができる。森保監督は、MF南野拓実(リバプール)やDF長友佑都(FC東京)ら常連組のほか、MF久保建英(マジョルカ)を復帰させ、セルティック移籍後、すぐに初ゴールを挙げた前田もメンバーに加えた。
このニュースは、スコットランドでもすぐに報じられている。スコットランド紙「デイリー・レコルド」は、速報で前田が日本代表に選出されたことを報じ、レンジャーズとのオールド・ファームやハート戦に欠場することを報じた。
「スカイ・スポーツ」は、「前田は、セルティックがグラスゴーのライバル(レンジャーズ)と対戦する前日に、W杯予選でサウジアラビアと対戦する日本代表に招集された。彼らは1月27日に中国とも対戦する。つまり、前田はハーツとダンディーとのリーグ戦にも出場できなくなり、セルティックがこの期間に起用できるストライカーは、ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスだけになる」と指摘。FW古橋亨梧が負傷していることもあり、セルティックがストライカー不足に陥ると説明した。
セルティックは、さらにオーストラリア代表に招集されたMFトム・ロギッチを欠くことになるが、森保ジャパンへの招集が見送られたDF旗手怜央、MF井手口陽介は起用できる。アンジェ・ポステコグルー監督のやりくりにも注意目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)