セルティック前田大然、デビュー戦での”開始4分弾”を現地称賛 「冷静さを見せつけた」
3トップの中央に入ってキックオフ直後に存在感
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然が、現地時間1月17日のリーグ第21節ハイバーニアン戦でスタメン出場のデビュー。開始わずか4分でゴールを奪って2-0の勝利に貢献し、現地紙「ザ・ヘラルド」は「冷静さを見せつけた」と称賛した。
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前田は昨季、横浜F・マリノスで23ゴールを挙げてJ1得点王を獲得。昨夏までチームを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督が率いるセルティックで、2回目となる欧州のキャリアをスタートした。同じタイミングでセルティック入りしたDF旗手怜央もスタメン出場するなか、前田はいきなり結果を出した。
前半4分、チームが敵陣右サイドでボールを奪い取ると、ボールはゴール前で待つ前田の下へ。デビュー戦の緊張感が残るなかでの決定機だったが、前田は右足で流し込むようなシュートを決めて先制点を奪った。
後半30分まで約75分間のプレーだったが、前田について「ザ・ヘラルド」紙は「この日本人フォワードが(本拠地)パークヘッドでの第一印象を与えるのに、時間はかからなかった。24歳のストライカーは、4分足らずのプレーでボールを流し込み、その冷静さを見せつけた。さらに前半、あと一歩で追加点を挙げるところだった」と、デビュー戦でのゴールを称賛した。
この試合では、昨夏の移籍市場で加入して大ブレイクしている日本代表FW古橋亨梧が負傷欠場したが、「前田のプレーのペース、プレス、ポジショニングはセルティックの中でも目を引いた。サポーターたちは、彼が古橋亨梧と並ぶ姿を見るのを心待ちにしていることだろう」と、日本人コンビ結成への期待も高まると伝えた。
特に前線の選手にとって、デビュー戦でのゴールはその後のプレーをやりやすくするのは間違いない。最高のスタートを切った前田もまた、古橋同様にスコットランドでのブレイクが期待される。