アストン・ビラ新加入のコウチーニョ、「23番」の理由は? クラブ公式インタビューで告白
ジェラード監督の率いるアストン・ビラへ移籍、背番号23に決定
イングランド1部アストン・ビラは1月7日、バルセロナからブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョをレンタル移籍で獲得したことを発表した。エスパニョール時代にも付けていた「23番」を背負うことになったアタッカーのインタビューが、11日にクラブの公式ホームページ(HP)に掲載された。
コウチーニョはリバプール時代、公式戦通算201試合に出場し、54得点45アシストを記録。2018年1月にバルセロナへの移籍を果たしたが、スペインでは本領発揮に至らず、今季途中に就任したシャビ・エルナンデス監督の下では、出場機会が制限されていた。
財政難でもあるバルセロナが放出を望んでいたコウチーニョは、古巣のリバプールへの復帰も報じられたが、リバプール時代のチームメイトでもある元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード監督の率いるアストン・ビラへ移籍することとなった。
クラブの公式HPでコウチーニョは、「この偉大なクラブに加入することができて光栄だよ」とコメントし、加入前にジェラード監督と話した内容について明かしている。
「スティービーとは、多くのことを話した。彼はクラブのことや目標について話してくれた。もちろん、ここに来ることができて嬉しいし、サッカーを楽しみたいと思っているよ。スティービーのことは、昔から知っている。一緒にプレーもしたし、彼から多くを学んだ。とても尊敬している男だよ。彼との話し合いが終わって、ここに来たいという気持ちは明確になった。その後は、早く進んだと思う。ここにいることができて嬉しいよ」
プレーすることを心待ちにしているというコウチーニョは、「ここで過ごす残りのシーズンが、素晴らしいものになることを期待している」と言い、背番号に「23番」を選んだ理由についても「まずは、この番号が選べたこと。そして、この番号が好きで、以前もこの番号をつけてプレーしたことがあるし、幸運をもたらしてくれると思ったんだ」と、語っている。
持てる才能を十分に発揮できない期間が続いたコウチーニョだが、ジェラード監督の下で、復活を遂げられるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)