中国1部選手、審判の顔面殴打で1年間の出場停止処分 協会が非難「社会的に悪影響を与えた」

中国1部大連のDF ヤン・ハオユ、審判に暴行で出場停止と罰金処分

 中国サッカー協会は1月11日、中国1部大連プロフェッショナルFCの2選手と関係者らが試合で審判を侮辱し、暴行を加えた行為などにより出場停止と罰金の処分を科すと発表した。DFヤン・ハオユが12か月の出場停止と20万元(約360万円)の罰金処分となるなど波紋が広がっている。

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 注目を集めているのは、1月8日に行われた中国スーパーリーグ昇格プレーオフ第1戦、成都蓉城FC(2部)対大連(1部)の試合だ。9枚のイエローカードが出される荒れ模様となり、1-1の引き分けに終わった。試合終了直後には大連の選手や関係者らが審判を取り囲み、暴言や脅迫めいた抗議をしたという。また、ヤン・ハオユは審判の顔面を殴打したと報告されている。

 香港メディア「HK01」は「大連の選手が、プレーオフで審判にパンチし、中国サッカー協会によって1年間出場停止の処分を受けた」と報道。MFチョン・ロンには6試合の出場停止と6万元(約100万円)の処分となり、審判に暴行したヤン・ハオユについて協会は「社会に悪影響を与えた」と非難し、12か月の出場停止、20万元の罰金と重い処罰が下した。

 また、抗議に加わった関係者もスタジアムへの入場を禁止され、クラブにも20万元の罰金が科されている。文字どおりの場外乱闘と化した一戦で、大連側の必死の抗議が物議を醸しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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