「プレミアは20チームによる優勝争い」 プレミア3度目の挑戦となるモウリーニョは慎重な所信表明

レスターが成し遂げた軌跡の効果を力説

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が昨シーズンのプレミアリーグを降格候補だったレスター・シティが制したことにより、これまで以上に競争力の高い過酷なリーグとなったと語っている。モウリーニョ監督はユナイテッドの監督として初めて望んだ記者会見で今季の展望を語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 昨季のプレミアリーグは日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが奇跡の優勝を成し遂げた。モウリーニョ監督が率いた前年チャンピオンのチェルシーやユナイテッドが序盤から失速する中で開幕から快進撃を続けて、そのまま頂点に立った。世界中を驚かせたスモールクラブの快挙によってプレミアリーグはこれまでに例がないほどの激しい争いが待っていると語った。

「レスターの遺産はこの国全体に幸せをもたらしたことだけではない。彼らの達成に誰もが笑顔を浮かべた。彼らの残したものはタイトルを争っているのは20チームであるということ。もし、来季開幕5連勝したチームがあるとすれば、そのチームは優勝候補とみなされるだろう。彼らは好調だが、12月には失速するよ、という言葉は終わりだ」

 

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