29年間の感謝と新監督へのエール… マンU退団の“天才ドリブラー”がサポーターへ惜別メッセージ

マンU黄金期の象徴ギグスが退団 「新たなチャレンジの時がやってきた」

 マンチェスター・ユナイテッドから退団の決まった英雄ライアン・ギグス氏が、“赤い悪魔”のサポーターに向けて感動的な公開書簡を送った。クラブ公式サイトが伝えている。

 「ジャックナイフ」と称され天才ドリブラーとして名を馳せた現役時代、そして引退後もユナイテッドを支えてきたギグス氏は、ジョゼ・モウリーニョ新監督の就任に伴い、チームを去ることになった。

「マンチェスター・ユナイテッドで選手、そしてアシスタントコーチとして29年間、私は勝利というものはこのクラブのDNAにこそ存在すると知っている。若手にチャンスを与え、攻撃的かつ魅力的なフットボールをすることだ。期待値の高さは健全なもので、勝利が求められる。マンチェスター・ユナイテッドは期待され、それに相応しい存在だ」

 選手としてプレミアリーグ制覇13回、FA杯優勝4回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇2度など勝利の味を知り尽くしたレジェンドは、選手兼コーチ、選手兼監督も経験し、14年に現役引退。ルイス・ファン・ハール政権ではアシスタントコーチとして尽力した。

「だからこそ、14歳から人生を過ごしたクラブから離れるという大きな決心を下した。簡単な決断ではなかった。特別な思い出と経験を抱えていくけれど、これは未来に大いに役立ってくれると思う。このタイミングは正しいと思うが、私が希望する監督業にすぐさま足を踏み入れる計画はない」

 

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