ACミランがドイツ代表MFケディラ獲得に向けて水面下で獲得交渉

本田の強い援軍となるか

 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOがレアル・マドリードのドイツ代表MFサミ・ケディラ獲得を検討していることを明らかにした。
 ミランの強化責任者は、記者会見に出席し、水面下で獲得の交渉をすでに行ったことを明らかにした。
「彼は偉大な選手だ。私も個人的に非常に気に入っている。だが、彼の年俸要求額が高過ぎる。それが彼のミラン移籍を妨げているんだ」
 ケディラはレアルでの推定年俸600万ユーロ(約8億1000万円)とあまりに高給な上に、今夏のアーセナル移籍交渉時には、さらなる高額年俸を要求したとも言われている。
 ケディラは、2015年シーズンでレアルと契約満了となるため、来季違約金ゼロで獲得が可能になる。
 ミランはクラブの緊縮財政により、日本代表MF本田圭佑、元フランス代表MFジェレミー・メネズら移籍金ゼロでの補強が続いている。ケディラの年俸要求額次第では、フリーになる来夏の獲得に動く可能性もある。今季6試合4得点2アシストと活躍する本田にとっても力強い援軍になりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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