吉田麻也にプレミア復帰報道 ニューカッスル浮上も英メディアが疑問視「もう少し若いDFを」
守備の立て直しが急務のニューカッスルが吉田に関心と報道
イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表キャプテンのDF吉田麻也に、イタリア国内でイングランドのプレミアリーグ復帰が報じられた。吉田に関心を示しているとされるのは、現在、降格圏となる19位に沈んでいるニューカッスルだ。英メディア「HITC」が移籍の可能性に触れている。
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吉田は2012年から20年まで、イングランドのサウサンプトンに在籍。また、10年から名を連ねている日本代表としても2度のワールドカップ、3度の五輪に出場し、国際Aマッチ113試合11得点と記録を伸ばし続けている。
豊富な経験を持つ吉田は、今シーズン限りでサンプドリアとの契約が満了する。フリーになる前の22年1月の移籍市場において、プレミアリーグで今季ここまで1勝7分10敗と苦戦が続くニューカッスルが、吉田の獲得に乗り出す可能性があるとイタリアメディア「トゥットメルカート・コム」が報じた。
この報道を受けて「HITC」は、「ニューカッスルは守備の補強が早急に必要だ」とし、「ニューカッスルが元サウサンプトンのセンターバックの獲得に動くことも理解できる。吉田は、プレミアリーグで十分な経験を有している。33歳は、プレミアリーグで154試合に出場し、そこで6得点を記録した」と、ニューカッスルの吉田獲得への動きに理解を示した。
その一方で、「ニューカッスルがこのタイミングで必要としているのは33歳のセンターバックなのか、疑問を持たなければいけない。吉田は、エディ・ハウのチームにとって、間違いなく短期的な修正となるだろう。そのDFはニューカッスルが後半戦に、より良い守備を保つための契約になり得る。だが、中期、長期を考えて、もう少し若いDFを見つけられないだろうか」と、疑問を投げかけている。
ニューカッスルは、今シーズン途中にサウジアラビア政府系ファンドが買収し、潤沢な資金力を誇るクラブとなった。1月には大型補強も予想されるなか、その一部に吉田の名前も入ることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)