ユベントスに対する疑念を示したトッティに本田の同僚も同調 「フランチェスコは真実を述べただけ」

ユベントス戦で敗戦後に八百長疑惑に言及したトッティ

 ローマFWフランチェスコ・トッティが5日のユベントス戦で不可解な判定で2-3負けを喫した後、八百長疑惑を訴えた問題で、ACミランMF本田圭佑の同僚でガーナ代表MFサリー・ムンタリはトッティの発言の正当性を後押しした。イタリア地元紙コリエレ・デロ・スポルトが報じている。
「フランチェスコは真実を述べただけだ。みんな尊重すべきだ」
 ACミランの躍進を本田とともに支えるムンタリは怒れるローマの主将の問題提起を全面バックアップした。
 5日の首位攻防戦は大荒れだった。両軍で退場者3人、PK3本、警告7枚も飛び出したが、ローマ側に不利になるようなPKの判定が続いた。後半ロスタイムにユベントスのレオナルド・ボヌッチが決めた決勝ゴールにはオフサイドの疑惑も出ており、トッティは試合後に「ユーベ戦では何か起こる。彼らが存在する限り、われわれは2位になる。良くても悪くても常に彼らが勝つ。ユーベは別のリーグにすべきだ」と批判。
 さらに「私は非常に落胆している。ユーベに敗れていないのに、こんなことが数年続いている。3つの出来事が試合を決したが、全てが過ちだ。われわれはベストを尽くすが、最終的には2位に終わる。これ以上話すと、私は出場停止になってしまうかもしれないが、映像がすべて物語っている。私だけでなくイタリア全体が見ている」と激高。ジャンルカ・ロッキ主審の判定に、トッティは疑いの視線を向けていた。

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