「今後数年キーマンになる」 アーセナル冨安の圧巻“安定感”を英絶賛「アルテタは喜びのあまり飛び跳ねている」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:AP】
アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:AP】

3-0で勝利したサウサンプトン戦後、データで冨安健洋の凄さに言及

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間12月11日に行われたプレミアリーグ第16節サウサンプトン戦に3-0で勝利した。堅守とともに、2ゴールに絡む活躍を見せた冨安について、英メディア「THE BOOT ROOM」は、データを用いてそのパフォーマンスを称賛した。

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 直近のリーグ戦4試合で3敗を喫していたアーセナル。それでも、サウサンプトン戦では、序盤のピンチをイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの好守でしのぐと、3ゴールを奪って3-0の勝利を収めた。

 記事では、「今シーズン、アーセナルの試合結果は波が激しいが、1人の選手はとても安定している。冨安健洋は、近年で最高の獲得選手であることを証明している」と、夏の移籍市場の最終日に移籍金1600万ポンド(約24億円)でイタリア1部ボローニャからアーセナルに加入し、右サイドバック(SB)として定着している日本代表DFについて言及。「なんて素晴らしい契約になったことか。ピッチを広く走り、11人の中に自分の居場所を固めた」と称賛した。

 サウサンプトン戦では、チームが最初に挙げた2つのゴールに絡み、自身もイングランド代表MFブカヨ・サカのパスからゴールを決められるチャンスがあったとし、攻撃面での貢献を指摘。そのうえで「守備は堅固だった」と、完封への貢献にも触れた。

「冨安はこの試合で87回のボールタッチを行い、4度の空中戦に勝利。1本のキーパスを送り、2本のシュートを放ち、うち1本は枠を捉えていた。さらに2本の正確なクロスを上げ、3本の精度の高いロングボールを入れた」

 そして、記事の最後には「ミケル・アルテタ監督とエドゥSDは、間違いなく冨安の良さとその安さに、喜びのあまり飛び跳ねているだろう。彼は今後の数年間にわたって、アーセナルのキーマンになるすべての素質を兼ね備えている」と、絶賛した。

 加入と同時にチームに順応して活躍を続ける冨安は、どこまで評価を高めていくだろうか。

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