王者撃破も“死の山”を警戒するブッフォン 「イタリアにとって偉大なEUROとはまだ言えない」

下馬評の低い時こそ躍進する伝統

 イタリアは苦難の時代を迎えている。かつて「世界最強リーグ」と呼ばれたセリエAは国際競争力を失い、スーパースターもいなくなった。欧州の舞台で勝てるクラブはユベントスのみで、イタリア代表の最大の強みもまた、史上最強のGKと呼ばれるブッフォンに加え、レオナルド・ボヌッチ、アンドレア・バルザーリ、キエッリーニという最終ラインのユベントスユニット。頭文字から「イタリア版“BBC”」と呼ばれる圧倒的な安定感を誇る最終ラインは、スター不在の前線の迫力不足を補うほどのオーラを醸している。

 2006年ドイツ・ワールドカップなど、下馬評の低い時こそ躍進するという伝統は生きている。フランスで力を見せつけているカテナチオ軍団は、1968年大会以来の頂点に立つことができるかもしれない。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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