プレミアリーグ“3強”最新格付け…ポジション別充実度&新戦力を査定 1位は攻守で圧倒、“150億円の男”ら新戦力に誤算も

選手層には不安も…リーグ最高の攻撃力でライバルを凌駕

1位 リバプール

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FW:★★★★★/5
MF:★★★★☆/4
DF:★★★★★/5
GK:★★★★★/5
新戦力:★★★☆☆/3
合計:22点

 圧倒的な攻撃力を誇り、守備でも安定感を取り戻したリバプールがトップ評価となった。

 ここまで15試合13得点と絶好調のエジプト代表FWモハメド・サラーはもはや手がつけられない状態で、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタとセネガル代表FWサディオ・マネも着実にゴールを重ねている。負傷を抱えるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの不在を感じさせず、この新たな3トップが中心となってリーグトップの44得点を叩き出している。

 特に前線はレギュラーとベンチの差が大きいと指摘する声もあり、1月のアフリカ・ネーションズカップでサラーとマネの2人が離脱するため戦力ダウンは必至だが、ここまでは文句のつけようがない出来だったといえるだろう。

 中盤は怪我がちの選手が多く、3センターハーフの組み合わせはさまざまに変化したが、軸となるMFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョが好調でチームの基盤となった。MFチアゴ・アルカンタラがフィットしたのも大きなプラス要素だ。

 最終ラインも大怪我から復帰したDFフィルジル・ファン・ダイクの復帰によって再び安定感を取り戻しており、野戦病院と化していた昨季と比べて大きく改善された。右サイドバックDFトレント・アレクサンダー=アーノルドのチャンスメイク力にも磨きがかかった印象だ。

 今夏の新戦力はDFイブラヒマ・コナテのみで、22歳のセンターバックはプレミアでは4試合の出場にとどまっているが、フィジカルの強さを生かしたプレーで存在感を発揮。プレミアでも十分に通用する可能性を示した。数は多くないが質の面で評価できる補強だったと言えるだろう。

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