南野拓実、CLミラン戦に中盤スタメン出場もチーム最低点 伊メディア辛辣「最も刺激が少ないプレー」
CLミラン戦、中盤3センターの一角でスタメン出場した南野 3トップ移行後は改善
イングランド1部の強豪リバプールに所属する日本代表FW南野拓実は、現地時間12月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終戦、ACミラン戦でスタメン出場。ほぼフル出場したと言えるプレータイムだったが、イタリアメディアでの評価は芳しくなかった。
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リバプールの分厚いアタッカー陣の存在により出場機会に苦しんでいる南野だが、すでに首位通過が決まっているこのゲームでは3トップの一角ではなく、中盤の3センターの一員で出場した。リバプールは先制点を許したものの2-1で逆転勝利し、南野は後半途中の選手交代から3トップの一角にシフト。後半アディショナルタイムに交代で退くまでプレーした。
しかしながら、イタリアのサッカーメディアではインサイドハーフとしての南野は好評ではなかった。「カルチョメルカート・コム」では南野を単独チーム最低点の「5.5」として「センターハーフとして苦戦し、試合中に起こった変化への対応を誤ることが多かった。最終的には、彼が3トップでプレーするようになった時の方がいいプレーをした」と、慣れないポジションでのプレーだったことがピッチ上に現れたと指摘されている。
また、「トゥットメルカートウェブ・コム」でも単独チーム最低の「5.5」で、「ロッソネリ(ミラン)の先制点に手を貸した。GKアリソンの前でのスリップが、彼を困惑させてしまった。攻撃の面では、チームの中で最も刺激が少ないプレーだった」と、失点に絡んだと指摘されたうえ、マイボール時のアクションに対しての怖さがないという評価だった。
ミランはこの敗戦でCL敗退となり、リバプールはグループステージ6連勝での決勝トーナメント進出となったが、インサイドハーフ南野という新境地開拓という点ではまだまだ成長の余地が大きいと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)