堂安律の“神パス”、天才の「史上最高のアシスト」彷彿と話題「やばすぎてびびった」
ユトレヒト戦で1ゴール1アシストの堂安、ゴール演出シーンに脚光
オランダ1部PSVの日本代表MF堂安律は、現地時間12月4日のリーグ第15節ユトレヒト戦(4-1)に4試合連続スタメン出場し、1ゴール1アシストの活躍を見せた。堂安のアシストシーンが公開され、天才レフティーの「史上最高のアシスト」を彷彿とさせるプレーに称賛の声が上がっている。
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本拠地ユトレヒト戦で4試合連続の先発出場となった堂安は、2-1とリードして迎えた後半6分にペナルティーエリア内でパスを受けると、相手と対峙しながらも強引に左足を振り抜く。強烈なシュートをニアサイドに叩き込み、今季3ゴール目を挙げた。
さらに日本人アタッカーの活躍は続く。同25分には右サイドからPSVが崩し、FWヨルベ・フェルテッセンが中央へグラウンダーのパスを送る。走り込んだ堂安がゴール前でシュートを放つかと思われたが、ヒールパスで後方へ流し、フリーのDFフィリップ・ムウェネが冷静に流し込んだ。
PSV公式ツイッターは「このゴールをすでに何回見ましたか?」と記し、堂安の華麗なアシストを収録した映像を紹介。ファンから「グティみたいなアシスト」「グティの伝説のヒールアシストを思い出した」「オシャレだった」「堂安のアシストやばすぎてびびった」など驚きの声が上がった。
かつてスペインの名門レアル・マドリードで活躍した元スペイン代表MFグティ氏が見せたヒールパスを連想した人も多い。
2010年1月30日のリーグ第20節デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦。1-0とレアルがリードして迎えた前半40分、元ブラジル代表MFカカからパスを受けたグティ氏は相手エリア内でボールを受けると、相手GKと1対1の場面を迎えたなかで、シュートと見せかけてゴール方向を見たままヒールパス。このフェイントで相手を手玉に取り、フランス代表FWカリム・ベンゼマがポッカリと空いたゴールにボールを流し込んだ。当時のプレーについて、英メディア「スポーツ・バイブル」は「2010年1月30日、史上最高のアシストが生まれた。このアシストは、後に“神ヒール”と呼ばれるようになった」と絶賛していた。
そんな天才レフティーを思わせるプレーを堂安が披露し、“神ヒール”として反響が広がっているようだ。