引退の浦和MF阿部勇樹、残り10分で交代出場 リーグ戦ラストマッチでJ1通算出場590試合

名古屋グランパスと浦和レッズの最終戦はドロー決着【写真:Getty Images】
名古屋グランパスと浦和レッズの最終戦はドロー決着【写真:Getty Images】

敵地での名古屋戦は0-0ドロー

 浦和レッズは12月4日のリーグ最終節の名古屋グランパス戦を敵地で戦い、0-0で引き分けた。今季限りでの引退を表明している元日本代表MF阿部勇樹はラスト10分で交代出場し、J1通算出場を590試合としてリーグ戦のラストマッチを終えた。

 浦和は今季限りでの現役引退を表明した阿部が8月9日の北海道コンサドーレ札幌戦以来のベンチ入り。契約満了での退団が発表されているDF槙野智章、同DF宇賀神友弥もベンチからキックオフを迎えた。一方の名古屋も契約満了が発表されているMFガブリエル・シャビエルがベンチからスタートした。

 前半は浦和が効果的に自陣からボールを運び、負傷明けのDF明本考浩やFWキャスパー・ユンカーも攻撃に絡みながら前進した。一方で名古屋も中央を固く守り、最後のところでラストパスやクロスをカットして決定機を作らせなかった。試合は互いにシュートまで持ち込める形の少ないまま、0-0で前半を終えた。

 浦和はハーフタイムでユンカーに代えてFW江坂任、明本に代えて宇賀神を投入。名古屋は5バックにシステムを変更し、浦和は前半ほど上手くボールを前進させられなくなった。そのなかでも浦和は同21分、MF汰木康也のアーリークロスに逆サイドからゴール前に侵入したMF関根貴大がボールを受けてゴール前の決定機を迎えたが、シュートはクロスバーの上を越えた。

 名古屋は飲水タイム明けにシャビエルを投入し、その直後にはペナルティーエリアのすぐ外から際どいミドルを放ったが枠外。逆に浦和は同26分、コーナーキックから日本代表DF酒井宏樹のヘディングシュートが決まったかに見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言でMF小泉佳穂がGKミッチェル・ランゲラックの前に立っていたことがオフサイドと判定され、ノーゴールになった。

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督はラスト10分で阿部と槙野を交代でピッチに送り込んだ。しかし、ここからゲームは動かずに0-0のまま試合終了。名古屋は5位、浦和は6位で今季のリーグ戦を終えた。

 また、この試合で主審を務めた村上伸次レフェリーは、今季限りでトップカテゴリーの試合からの勇退が発表されており、この試合がJリーグでのラストマッチになった。試合前にはセレモニーが行われ、家族から花束を渡されてスタンドからの拍手にもグリーンカードを掲げて応えていた。そして、試合後には両チームの選手たちに胴上げされ、スタジアムを後にしていった。

(FOOTBALL ZONE編集部)


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