“チャイナ・ミラン”誕生へ前進? ベルギー代表巨漢FWの獲得と名将リッピのフロント入りが浮上

来季始動が近づくも新体制の輪郭見えず

 かねてから、OBなどから強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニ氏の手腕に疑問符がつけられ、パオロ・マルディーニ氏などは「サッカーのことを知らない人間が選手獲得を決める」と厳しく批判していた。そうした状況の改善のために、中国人グループはリッピ氏を招聘するとされている。リッピ氏は広州恒大の監督を務めたこともあり、中国でも知名度のある存在になっている。

 果たして、ミランの“お家騒動”はどのような決着を見るのか。いずれにせよ、ベルルスコーニ会長の心不全と心臓弁の手術による交渉の遅れで、移籍市場や来季の監督人事も遅れに遅れている。来季の始動日まで約10日となったミランの新体制決定は、どのような形になるのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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