モラタが流出した伊王者ユベントス 穴埋め補強でアーセナルFW獲得が浮上

プレミアで今季16得点のジルーを狙うか

 イタリア王者ユベントスは、スペイン代表FWアルバロ・モラタがレアル・マドリードによる買い戻しオプションの行使により退団することを受け、穴埋め補強の必要に迫られている。イタリア衛星放送局「プレミアム・スポーツ」は、アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルー獲得が浮上したと報じている。

 ジルーは、2012年夏にアーセナルに加入以降、4シーズン連続でリーグ10得点を挙げる安定した成績を残している。今季はリーグ2位となったチーム内で最多の16ゴールを挙げた。現在開催されている欧州選手権でも、ホスト国フランスのセンターフォワードとして1ゴールを決めている。

 ユベントスは、左利きのスピード感あふれるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがアタッカー陣の中ではファーストチョイスで、フィジカルの強さが武器のクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、モラタがそのパートナーを争い、イタリア代表FWシモーネ・ザザが4番手という形で今季を戦った。しかし、モラタの退団は決定事項であり、ザザにも国内外からオファーが殺到している。

 アタッカー陣の補強が避けられない状況の中で、長身でありながらもプレーに柔軟性を持つジルーがリストアップされたようだ。地理的にもフランスとの国境に近いトリノを本拠地とし、伝統的にフランス人選手が活躍することの多いイタリア王者ユベントスに、長身ストライカーは加入することになるのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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