マンU前監督の“承認済”と主張 キャリック暫定監督、クラブOBからの批判に反論

マンUの暫定監督を務めるキャリック氏とOBのスコールズ氏【写真:Getty Images & AP】
マンUの暫定監督を務めるキャリック氏とOBのスコールズ氏【写真:Getty Images & AP】

キャリック氏はスールシャール監督に意向確認「彼がどう考えるかを知ることが、やるべき正しいこと」

 マンチェスター・ユナイテッドは、11月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ第5節を敵地で戦い、ビジャレアルに2-0で勝利した。オレ・グンナー・スールシャール監督が退任し、マイケル・キャリック氏が暫定監督を務めたなか、ベスト16進出を決めている。試合後、キャリック暫定監督はクラブOBからの批判に反論をしている。英紙「メトロ」が報じた。

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 ユナイテッドOBである元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は英衛星放送「BTスポーツ」で、スールシャール監督が退任したあと、アシスタントコーチを務めていたキャリック氏が暫定監督に就任したことを痛烈に批判した。「オレ(スールシャール監督)に起きたことを考えれば、今はスタッフでいることは恥ずかしいはず。彼らは全員辞めるべき。オレのチームの一員だったのだから、解任されるか、自ら去るべきだ」などと発言し、「自分だったら罪悪感に苛まれる」としていた。

 かつてのチームメイトから批判されたキャリック監督だが、「この数日間は、激動の日々だった。私がエド(・ウッドワード氏)に、この役割を引き受けてほしいと言われた時、最初に相談をしたのはオレだった。彼がどう考えるかを知ることが、やるべき正しいことだと思ったからだ」と、前監督の理解を得ていると説明した。

「私はこのチームを率いることに責任を感じているし、大きな誇りを持っている。それでも、今夜の主役は私ではない。大切だったのは、勝ち抜くことだ。素晴らしい試合だった。CLでここまで来ると、どっちに転んでもおかしくない。だからこそ、ここに来て、正しい結果を得られたことは重要だったし、そこに導けたことを喜んでいるよ」

 チームの結果が出ないことから、かつてのチームメイトであるOB同士が言い合いにも発展しているユナイテッド。ここからチームは全員が望んでいる方向に進むことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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