日本代表MF細貝がアンカーと、インサイドハーフの二役でアギーレ流体得へ

ヘルタ・ベルリンではアンカーを務める

 ヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌がアギーレジャパンでの二役での定着を目指す。新潟合宿初日の7日、細貝はこう語った。
「アギーレと一緒にいる時間は長くないし、どんなサッカーなのかを分かる必要がある」
 練習初日は、台風直撃の影響で本田圭佑、長友佑都ら主力が間に合わず。17人のメンバーでリカバリー中心のメニューとなった。
 9月のアギーレジャパンの初陣では、中盤のインサイドハーフでプレーした。まだ発足間もないチームということから役割やポジショニングなど明確ではない部分も多かった。ヘルタで務める中盤のアンカー役なら自分の色を出せると言う。
「インサイドハーフをやるのか、アンカーをやるのか分からないけど、求められることは変わってくる。このチームでまだアンカーはやっていないし、どういう感じになるかは分からないけど、自分の中では、チームでアンカーに近いポジションでやっているのもあって、インサイドハーフよりはスムーズに入っていけるとは思う。でも、与えられたところでしっかりとプレーしたいし、期待に応えられるようにしっかりやりたい」
 細貝は、ドイツでその身体の強さや、ボール奪取力という特長を見せている。今回のジャマイカ、ブラジルとの2連戦で、アギーレ流を体得するつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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