浦和ロドリゲス監督、3選手退団に本音吐露で思わず涙 「すごく愛情を感じているが…」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督【※画像はスクリーンショットです】
浦和のリカルド・ロドリゲス監督【※画像はスクリーンショットです】

19日の会見に登場したロドリゲス監督 引退の阿部&契約満了の槙野と宇賀神に言及

 浦和レッズはここ1週間で3選手の退団を発表したが、19日に定例のオンライン会見を行ったリカルド・ロドリゲス監督は涙で声を詰まらせながら、「すごく愛情を感じているがプロとしての決断を下さざるをえなかった」と話した。

 浦和は主将のMF阿部勇樹が引退、元日本代表DF槙野智章と同DF宇賀神友弥は契約満了で今季限りの退団と発表された。いずれも10シーズン以上にわたって浦和でプレーした選手であり、多くのタイトル獲得、あるいはJ1残留争いになったシーズンも経験している。

 今季就任のロドリゲス監督は「私が来た当初から年齢の高いチームだと感じた。徐々に世代交代を進めないといけない」という状況をクラブと共有しつつも、実際に彼らと接した時間を持つだけに、涙ぐんで声を詰まらせた。

「クラブとしても監督としても難しい決断だった。人間として彼らにすごく愛情を感じているがプロとしての決断を下さざるをえなかった。彼らは長い期間、すべてを出し切ってくれたと思う。チームに喜びを与え、必要な時に彼らがいてくれた。1日に何時間も一緒に過ごす仲間だから、大きな愛情を感じる。私は常に選手のサポートをしたいと思っているが、逆に彼らにはサポートを受けた。本当に難しい決断だった」

 ロドリゲス監督は沖縄県でのトレーニングキャンプから、若手選手もベテラン選手も同列に扱いつつも、シーズンの進行と共にチームの陣容は変わっていった。上記の3選手はいずれもリーグ開幕戦ではスタメン出場だった。しかし、彼らと重なるポジションでは、MF平野佑一やDFアレクサンダー・ショルツ、DF酒井宏樹がシーズン中の加入でレギュラーを獲得している現状もある。プレーヤーとしては20歳で引退したロドリゲス監督は、そうした思いも込めて話した。

「サッカー選手はプレーするのが一番好き。長年、浦和にいてそこを去らなければならないのは難しいだろうし、今後のこともあるだろう。ただ、サッカーにはサイクルがあり、すべてにおいて終わりはある。少し彼らと話した中でも、いつかはこのような時期が来ると彼らも分かっていた。今後も彼らにはサッカーに関わってほしい。これからプレーし続ける時間もあるだろうし、指導者やフロント入りも、それぞれ目標を持っていくだろう。そうしたなかでも私が力を貸せることがあるなら、喜んでやりたい」

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