PK失敗のスペイン主将 2位転落で16強イタリア戦も「優勝候補たちとダンスしなければ」と豪語

クロアチアに1-2と逆転負けも、レアルDFラモスが強気発言

 欧州選手権(EURO)3連覇を目指すスペイン代表はクロアチアに1-2の逆転負けを喫し、グループDを2位で通過。決勝トーナメント1回戦で、前回大会の決勝で顔を合わせたイタリアと激突することになってしまった。自らのPKミスが、逆転負けとグループ2位転落の引き金となったスペイン代表主将のDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)は、フランスやドイツなど強豪国がひしめくブロックに入ってしまった厳しい現実にも、「優勝候補たちとダンスしなければ」と強気な姿勢を見せている。スペイン紙「AS」が報じた。

 序盤にスペインらしいパスワークからFWアルバロ・モラタ(ユベントス)が先制点を奪ったが、その後はクロアチアの積極的なプレスに苦しんだ。前半終了間際に追いつかれ、試合終盤に勝ち越される最悪の展開で逆転負けを喫し、まさかのGS2位に終わった。

 特にセルヒオ・ラモスは、1-1の後半24分に得た勝ち越しPKのチャンスでまさかの失敗。相手GKダニエル・スバシッチ(モナコ)が、シュート前にゴールラインから2メートルも飛び出す反則行為をしていたとはいえ、勝ち越すチャンスを逃したのはスペインにとって痛かった。

 それでもセルヒオ・ラモスは「全体的にチームはいいプレーをした。ただ、それがスコアボードに反映されなかった」とさばさばと答えた。

 

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