名古屋FW柿谷曜一朗、J1通算50ゴール目のスライディング弾に脚光 「ジーニアス」

名古屋グランパスFW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】
名古屋グランパスFW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】

仙台戦の前半14分、前田のヒールパスに滑り込んで今季リーグ戦3点目

 名古屋グランパスは7日に行われたJ1リーグ第35節ベガルタ仙台戦で1-1と引き分けたなか、元日本代表FW柿谷曜一朗がJ1通算50ゴール目を挙げて存在感を示した。

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 FW前田直輝と2トップを組んだ柿谷は、前半14分に魅せる。MF相馬勇紀がスピードに乗ったドリブルでDFを振り切り、左サイドの敵陣深くから左足でグラウンダーのクロスを送る。ペナルティーエリア中央で前田が収め、DFを背負いながらマイナス方向へヒールパス。これに走り込んだ柿谷が滑り込みながら右足シュートを放ち、相手GKヤクブ・スウォビィクの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 試合は後半2分に仙台FW西村拓真にゴールを決められ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に向けて手痛いドローとなったが、名古屋公式ツイッターは「柿谷曜一朗選手のJ1通算50ゴール」と綴り、ゴールシーンの動画を公開。ファンからは、「genius柿谷」「間違いなく名古屋のエース」といった声が上がった。

 今季はリーグ戦33試合に出場してまだ3ゴール目と物足りなさは残るが、柿谷が決めるとチームはやはり盛り上がる。残り3試合でも、ゴールに絡む活躍が期待される。

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