「最も厳しい判定」 欧州CLの“一発レッド”が物議…ドルトムントDFへ不可解な判定
ドルトムントはCLでアヤックスに敗戦、DFフンメルスの退場処分が物議を醸す
ドルトムントは現地時間3日に行われれたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ(GS)第4節でアヤックスと対戦し、1-3と敗れた。この試合で一発退場となったドイツ代表DFマッツ・フンメルスのプレーについて海外メディアでは「不可解なレッドカードを提示された」と取り上げ、物議を醸している。
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前節終了時点で2勝1敗の2位につけていたドルトムントは、ホームに3戦全勝の首位アヤックスを迎えた。ファンの後押しを受け、序盤から試合の主導権を握ったが、前半29分にアクシデントが起こる。
相手ブラジル人FWアントニーが自陣右サイドのハーフライン付近でドリブルを開始し、少しボールが離れたタイミングでフンメルスがスライディングを試みるも、ボールには触れられず交錯。アントニーは倒れながら痛がり、フンメルスは危険なタックルと判断されレッドカードが提示された。
しかしよく見ると、フンメルスのタックルは足裏こそ見せているが、アントニーには当たっておらず、逆にジャンプで避けて着地したアントニーがフンメルスの足を踏んでいたのだ。
この判定について英メディア「スポーツ・バイブル」は「フンメルスは不可解なレッドカードを提示された」と見出しを打ち、「フンメルスはアヤックス戦でこれまでで最も厳しい判定の1つを受け、退場させられた」と取り上げた。また元ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキも自身のツイッターで「決してレッドカードではない」と投稿。ファンからも「イエローカードですらない」とコメントが寄せられている。
不可解な判定で1人少なくなったドルトムントは、前半37分にドイツ代表FWマルコ・ロイスのPKで先制も、後半3点を奪われ逆転負けを喫した。