「吉田くんごめんね」 内田篤人、盟友からの「殴ろうかと思った」発言への主張に謝罪
吉田からの主張をゲストの岩政大樹氏が紹介
元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の中で、9月に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オマーン戦(0-1)後の日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)へのフラッシュインタビューについて語ったコメントに関して、盟友に「吉田ごめんね」とメッセージを送った。
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内田氏は現役引退後、日本サッカー協会(JFA)が新設した若年層の強化および普及に関わる「ロールモデルコーチ」に就任するとともに、「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」のMCを務め、国内外の試合や欧州で戦う日本人選手の活躍を解説している。
同番組の最新回「#54」では、元日本代表DF岩政大樹氏をゲストに迎え、欧州でプレーする日本人選手の最新情報や内田氏がロールモデルコーチを務めるU-22日本代表についてピックアップ。その冒頭、収録現場のセットとして飾られたアーセナルDF冨安健洋、サンプドリアDF吉田麻也の写真パネルが紹介された際、岩政氏が「そういえば麻也がなんか言っていたよ」と切り出した。
岩政氏によれば、10月の日本代表戦後に吉田と言葉をかわす機会があったそうで、「内田に会ったら言っといてください」と言われたという。
その内容は、9月2日のW杯アジア最終予選初戦でオマーンに黒星を喫したあと、中継のインタビュアーを務めた内田氏が「本来なら結果がついてきてインタビューをしたい。次はぜひ勝ってください」と声をかけ、“鋭いインタビュー”として話題となった件をめぐってのもの。9月配信分の「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、別途吉田と連絡を取った際、「吉田ごめんなって言ったら『殴ろうかと思った』って言われた」と明かしていた。
岩政氏は、「そのあと、ちゃんと補足のコメントをしていたのに、そこを紹介せずに、上(『殴ろうかと思った』の部分)だけ紹介するのずるいぞって言っといてくださいって」と、吉田からの主張を伝達。内田氏は「気をつけます。吉田くんごめんね」と苦笑しつつも、日本代表で数々の試合を共闘した2人の信頼関係が窺える一幕ともなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)