「FC東京×名古屋」の”肘打ちレッド”が物議 悪質プレーに厳しい声…「罰が必要」

FC東京FWレアンドロ【写真:井上智博】
FC東京FWレアンドロ【写真:井上智博】

FC東京FWレアンドロ、名古屋DF中谷に肘打ちを見舞い一発退場に

 J1リーグ第32節・FC東京対名古屋グランパス(1-1)の一戦で、FC東京のブラジル人FWレアンドロが名古屋DF中谷進之介に肘打ちを見舞い退場処分となったプレーが物議となっている。試合後、被害者となった中谷が「去年から何度もやられている」とレアンドロの悪質行為を非難したなか、ファンからも厳しい声が上がっている。

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 問題のシーンは後半35分、名古屋が自陣でパスを回している際に起きた。DF宮原和也が後方の中谷へパスを出すと、そこへレアンドロが猛然とプレスに行く。すると、中谷が前線へ縦パスを送った瞬間、レアンドロの右肘が中谷の顔面にヒット。ピッチに倒れ込んだ中谷にレアンドロは詫びる仕草を見せたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、レアンドロには退場処分が下された。

 レアンドロは昨季のJ1リーグ第21節ガンバ大阪戦でも、同様の悪質行為をはたらき3試合の出場停止と罰金処分が下された。こうした前科があったことも拍車をかけ、この試合の蛮行プレーが物議に。試合後、FC東京の長谷川健太監督が「やってはいけない行為だった」と話せば、被害を受けた中谷も「去年から何度もやられている。やられた僕からすると選手を守ってほしいので1回だったらしょうがないとなりますけど、去年も3試合出場停止を食らっていて、それでまた今年もですからしっかりと対応してほしい」と訴えた。

 ファンからも厳しい声が相次ぎ、この試合のハイライト映像が配信されたJリーグ公式YouTubeチャンネルには「選手を守る為にも、レアンドロ選手には厳重な罰が必要」「チームの名誉を傷付ける行為」「酷すぎ」「度重なる肘打ちには厳正な処分が必要」「反省してとかそういう言葉じゃ片付けられない」「初めてじゃないから許せない」などのコメントが上がった。

 ここまでリーグ戦19試合に出場し、チーム2位の7得点を挙げる活躍を見せてきたレアンドロだが、名古屋戦で処分を受けた行為は極めて悪質と言えるだけに、厳しい処分が下される可能性が高い。

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