マラドーナが愛弟子の天才メッシを一刀両断!「リーダーとしての個性なし」 C・ロナウドがお気に入りか

欧州選手権開幕イベントで牙をむいたレジェンド

 アルゼンチン代表の伝説的FWディエゴ・マラドーナ氏がかつての愛弟子アルゼンチン代表リオネル・メッシ(バルセロナ)を「リーダーシップがない」と一刀両断にする一方、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)については「彼はサッカーの文化そのものだ」と絶賛している。米スポーツ放送局「ESPN」が伝えている。

 現地時間9日、マラドーナ氏はサッカーの神様ペレ氏とともにパリで行われた欧州選手権(EURO)開幕前の時計メーカー主催のイベントに出席した。普段から大胆な問題発言で物議を醸すマラドーナ氏だが、今回は2010年南アフリカ・ワールドカップで指揮官と選手の関係で共闘し、背番号10の正当後継者として寵愛したメッシについて、突如牙をむいた。

「彼は偉大な人間だ。しかし彼には強いパーソナリティがないんだ。つまり、リーダーとして振る舞うための個性がないということだ」

 バルセロナでは数えきれないほどのタイトルを手にしてきたメッシだが、代表となると08年の北京五輪での金メダル以外、A代表でのタイトルには恵まれていない。14年のブラジル・ワールドカップでもドイツの前に準優勝に終わった。86年メキシコ・ワールドカップでは5人抜きシュートや“神の手”ゴールなど、独力で母国を世界一に導いたマラドーナ氏にとっては、物足りなく映るのかもしれない

 

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