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コパ敗退のウルグアイに衝撃の事実! 出場直訴実らずベンチで大暴れのスアレスは出場登録されてなかった
ベネズエラ戦敗退危機に必死のウォーミングアップも…
現地時間9日のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)ベネズエラ戦でウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)は0−1でリードされた後半、オスカル・タバレス監督に出場直訴したものの認められず、ベンチのガラスに思い切りパンチするなど怒りを露わにしたが、実は試合出場メンバーに登録されていなかったことが判明。この日の敗戦で一次リーグ敗退の決まったチームを救うべく、懸命のウォーミングアップをしたエースは試合に出られないことを知らされていなかった事実が明らかになった。
ウルグアイはこの日、FIFAランキング77位の格下ベネズエラ相手に0-1の敗戦を喫した。初戦メキシコ戦に1-3に続く2連敗で、ウルグアイ戦後に行われたメキシコ対ジャマイカ戦でメキシコが勝利したことにより1試合を残してグループリーグ敗退が決定。南米選手権最多15度の優勝経験を持つ古豪としては屈辱の結果となった。
それ以上に問題となっているのが、スアレスの大暴れぶりだ。後半35分ごろにはウォーミングアップ後、タバレス監督に出場を直訴したが、指揮官は取り合わなかった。この仕打ちに対して、過去には相手DFに噛みつくなど暴挙の限りを尽くしてきたスアレスは激怒した。
タバレス監督やチームスタッフに向けて罵声を浴びせると、ベンチ内の仕切り部分である強化ガラスを思い切りパンチ。そして着用していたビブスを投げ捨て、履いていたスパイクもサイドライン上まで蹴り上げるなど、同僚が呆然とする中で、あらゆる手段で怒りを爆発させた。
スアレスと言えば、2014年ブラジルW杯でイタリア代表DFジョルジオ・キエッリーニの肩にガブりと噛み付いた蛮行で世間を震撼させた。アヤックス、リバプール時代にも噛み付いた前科を持つ悪童だけに、ダークサイドを垣間見せたかに見えた。