「日本では絶対に起こらない」 吉田麻也、イタリアの“監督交代の早さ”に驚き

サンプドリアでプレーするDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サンプドリアでプレーするDF吉田麻也【写真:Getty Images】

ジェノバ地元紙のインタビューで語る「議論の末に解任に至るなら理解できるが…」

 イタリア・セリエAのサンプドリアでプレーする日本代表DF吉田麻也が、本拠地である港町ジェノバの地元紙「Il Secolo XIX」のインタビューに応じている。そして、イタリアでの戦いで最も驚いたことに監督交代の多さを挙げた。

 吉田はイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属していた2020年1月に、出場機会を求めてサンプドリアに半年間の期限付き移籍。そこでのプレーも評価され、昨季から完全移籍に移行している。

 昨季はプレミアリーグでレスター・シティを“ミラクル・レスター”と呼ばれる優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督が率いたが、今季からはロベルト・ダヴェルサ監督が率いている。その戦術について吉田は「監督からの要求もあるので、自分はアクションを起こすのが好きでイングランドでは斜めのフィードをよく蹴っていたけれども、今はより慎重に、正確にやることが求められる」と話す。

 サンプドリアはリーグ開幕3試合で2分1敗と勝利がない。吉田は「昨シーズンは9位と健闘した。今季、ほとんどメンバーが変わらなかったのは、お互いを理解しているという点でとても前向きなこと。まだ3試合と少ないけれども、すでに良いチームになっていると思う」と、チーム状況をポジティブに捉える。

 しかし、ここはイタリアだという側面がある。すでにカリアリがワルテル・マッツァーリ監督への交代を発表したように、成績に対して各クラブの判断が早いことを、吉田は驚きだと話している。

「日本ではこのようなことは絶対に起こらない。そう、絶対に。本当に驚いていますね。自分たちも開幕3試合、まだ勝利していないのだからリスクを背負っている。ユベントス(1分2敗)だってそうだ。議論の末に解任という結論に至るなら理解できるけれども、たった3試合で判断するのは不合理だと思う」

 チーム状況に手応えを感じる吉田だが、3試合未勝利への危機感も募らせている。イタリアの持つ勝負への厳しさとも言える一方で、中長期的な視点でチーム作りをすることの難しい現実もこうした監督交代に表れていると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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