ネイマール二世とリバプールの魔術師が躍動! ブラジルが南米選手権ハイチ戦で7−1快勝で今大会初勝利

19歳のサントスFWガブリエウが左足弾

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)で初戦スコアレスドローに終わり逆風が吹くブラジルが、意地のゴールラッシュを見せた。現地時間8日に行われたハイチ戦でリバプールのMFフェリペ・コウチーニョのハットトリックと19歳の新鋭FWガブリエウ(サントス)のゴールなどで7-1で圧勝。今大会初勝利を挙げた。

 大会初戦のエクアドル戦で低調な内容のスコアレスドローに終わり、2002年日韓ワールドカップ優勝に貢献した元ブラジル代表MFリバウドが「悲嘆の極み」と一刀両断にするなど、国内で大きな批判にさらされた。この日の対戦相手ハイチは最新のFIFAランキングで74位と完全な格下で、ドゥンガ監督率いるチームは勝ち点3獲得がマストとされていた。

 試合は大方の予想通り、序盤から個人能力で上回るブラジルが押し込む展開となる。前半14分、DFフェリペ・ルイスの縦パスを受けたリバプールMFフェリペ・コウチーニョが鋭いターンからドリブル突破を開始。相手を置き去りにすると痛烈なミドルシュートで先制に成功した。

 セレソンの勢いはとどまらない。同28分にはDFダニエウ・アウベスの攻撃参加からのクロスからFWジョナスがニアサイドでキープしてパスすると、ゴール前のコウチーニョが無人のゴールにボールを蹴りこんで2-0。その6分後にはGKのロングスローを奪ったダニエウ・アウベスのクロスからMFレナト・アウグストがヘディングシュートを叩き込んで3-0とした。

 

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