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ジダン監督放出指令報道にも… 南米選手権で2発復活のハメスが悲壮な決意「レアルに残留したい」
欧州CL決勝で120分間ベンチに「レアルは夢の場所」
今季ハメスはレアルで公式戦8得点10アシストをマークしたが、シーズン前半は警察官とのカーチェイス、ナイトクラブでの夜遊びによるコンディション不良など、ピッチ外の醜聞で評価を落とした。1月から就任したジネディーヌ・ジダン監督も試合で起用するものの大一番ではハメスを先発から外した。欧州チャンピオンズリーグ決勝アトレチコ・マドリード戦では延長120分の死闘でベンチを温め続け、地元紙「AS」はジダン監督はフロレンティーノ・ペレス会長に放出を勧めたとも報じられている。
マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなどの移籍が取りざたされるが、ハメス自身は白い巨人から去りたくないと考えている模様だ。
「僕はここ、コロンビア代表にいて幸せだね。僕はプレーして手助けをしたい。僕らはこのスタイルを継続する必要がある」
南米選手権で本来の輝きを示しているハメス。アメリカの祭典で評価を取り戻し、「夢の場所」と表現したレアルに晴れて残留を果たすことができるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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