ジャガー浅野がハリル監督からPK許可ゲットで待望のA代表初得点 スタンド観戦の家族に親孝行弾

代名詞のジャガーポーズも炸裂

 リオ経由ロシア行きに向けて、FW浅野拓磨(広島)がA代表初ゴールをマークした。3日のキリンカップ・ブルガリア戦後半に途中出場すると、持ち前のスピードでPKを誘発。このチャンスでバヒド・ハリルホジッチ監督からキッカー役の許可を受け、きっちりと成功させた。両親がスタンドで見守る前で最高の“親孝行弾”を決めた。

 6-1となった後半14分、浅野はFW小林悠に代わって投入された。2列目の右サイドで起用された浅野はシュートコースが見えるやいなや際どいミドルシュートを放つなど、ゴールへの意欲を見せた。

 執念が実ったのは42分だった。自らドリブル突破を仕掛けるとペナルティエリア右へと入り込み、相手のファールを誘いPKを奪取した。バイド・ハリルホジッチ監督が許可を出すと自らPKを蹴って、ゴール右隅に冷静に蹴りこんだ。試合を締めくくる7点目に、浦和MF柏木陽介相手に、代名詞の“ジャガーポーズ”も飛び出た。

「ゴールでチームの勝利に貢献したいと思っていたので、ゴールが取れたのをすごくうれしく思います」

 

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