補強戦略上のジレンマ!? ボローニャ、冨安の後釜獲得を準備も”移籍金ありき”で葛藤
ボローニャは冨安放出の場合は32.5億円を要求する考え
日本代表DF冨安健洋は今夏、イタリア・セリエAのボローニャから新天地を求めるか注目されてきたが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」はボローニャの補強戦略上のジレンマになっていることを指摘している。
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冨安は昨季までの2シーズンでイタリアでの評価を高め、シーズン中にはACミランが獲得に興味を示したと伝えられた。その後は、セリエAのアタランタとイングランド・プレミアリーグのトッテナムが熱心に獲得を狙う候補だとされたが、東京五輪に出場中の時期、負傷があったことが報じられた頃から、少しずつそうした欧州での噂は下火になった。
ボローニャは、その間にも“ポスト冨安”の準備は進めていた。そして、過去に期限付き移籍でボローニャに加入したこともある、トリノのセルビア人DFリャンコの獲得交渉を動かせる状態にしてあるという。
しかしながら、冨安を放出した際の移籍金がなければ新たな獲得ができない状況にあるのがボローニャのジレンマだ。ボローニャは冨安を放出する際には2500万ユーロ(約32億5000万円)ほどを要求する考えだという。
残り2週間を切ってきた夏の移籍市場だが、冨安は最後の時期にキーパーソンとして存在がクローズアップされる可能性を秘めている。それだけに、ボローニャとしては頭を悩ませる状況絵もある模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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