「象徴的な瞬間」 マンU時代のベッカム、“50m超弾”回顧に反響「イケメンすぎる!」
マンU公式SNS、「25年前の今日」と記してウィンブルドン戦の伝説弾を回顧
イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドで、1990年代中盤から2000年代初頭にかけて輝きを放ったのが、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムだ。甘いマスクで日本でも人気を博した“貴公子”は、右足から繰り出される正確無比なキックがトレードマークとなっていたが、クラブ公式インスタグラムとツイッターは17日、「25年前の今日」と綴り伝説の50m超ロングシュートの動画を公開。コメント欄ではファンから、「偉大で忘れられないゴール」「象徴的な瞬間」などの声が上がっている。
ベッカムは1992年にトップデビュー。黄金期を迎えていたユナイテッドで徐々に出場機会をつかむと、95-96シーズンにリーグ戦33試合7得点と飛躍を遂げ、同じく生え抜きの元ウェールズ代表FWライアン・ギグス、元イングランド代表MFポール・スコールズらとともにチームの主軸に成長した。ユナイテッドの一員としてプレミアリーグ優勝6回のほか、98-99シーズンにはFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)との三冠を達成するなど、世界的スターへと駆け上がっていった。
そんな輝かしい経歴のなかで今も語り草となっているのが、“背番号10”を唯一着用した1996-97シーズン開幕戦で決めた伝説のロングシュートだ。96年8月17日に行われた敵地ウィンブルドン戦。ベッカムはセンターサークル手前で味方からボールを受けると、前方をルックアップし、すぐさまキックモーションに入る。美しいフォームから右足を振り抜き前線にロングパスを供給したかと思いきや、ゴールから前に出ていた相手GKニール・サリバンを嘲笑うかのように50メートル超えの精密なロングシュートを叩き込んだ。相手GKはまさかの失点にゴールネットに寄りかかってうなだれ、超絶弾を叩き込んだベッカムは得意気な表情を浮かべながら、両手を突き上げた。
この映像をユナイテッド公式インスタグラムとツイッターが「25年前の今日」と綴って投稿すると、多くのファンが反応。「真の伝説的なゴール」「信じられない」「魔法」「象徴的な瞬間」「イケメンすぎる!」「偉大で忘れられないゴール」など、当時21歳のベッカムが決めた一撃に称賛の声が上がっていた。25年の歳月が流れても、そのインパクトは色褪せていないようだ。