「これで終わりじゃない」 吉田麻也、メダル逃し涙もW杯での躍進誓う「力を示したい」

主将としてチームを支えたDF吉田麻也【写真:Getty Images】
主将としてチームを支えたDF吉田麻也【写真:Getty Images】

吉田自身は2012年ロンドン大会に続く3位決定戦での敗戦「メダルで恩返しをしたかった」

 U-24日本代表は6日、東京五輪サッカー男子の3位決定戦でメキシコと埼玉スタジアムで対戦。1968年大会以来の銅メダルを目指した日本だが、メキシコに1-3と敗れ大会を4位で終えた。2012年ロンドン五輪に続き、3位決定戦で敗れてメダルを逃す形となったキャプテンのDF吉田麻也は試合後、涙を浮かべながら「メダルで恩返しをしたかった」と無念の思いを明かすとともに、「これで終わりじゃない」と9月からスタートするA代表のワールドカップ(W杯)最終予選の戦いとその先を見据えた。

 メキシコ五輪以来、53年ぶりの銅メダルを目指す一戦に臨んだ日本。相手はグループリーグ第2戦で戦い、2-1と勝利していたメキシコだった。しかし日本は序盤から苦しむ。開始10分、自陣右サイド45度の位置からドリブル突破にかかった相手をMF遠藤航が倒してファウルの笛。ペナルティーエリアの中か外か微妙な位置だったが判定はPKとなり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでも判定は変わらなかった。これをMFセバスティアン・コルドバに流し込まれ、前半13分に0-1のビハインドとなった。

 さらに同22分には日本陣内右サイドからのFKがゴール前に入ったところ、DFホアン・バスケスが遠藤の前に入り込んでヘディングシュートを決め追加点。日本にとっては厳しい2点ビハインドになった。反撃に出たい後半だったが、同13分にまたもセットプレーからFWアレクシス・ベガにヘディングシュートを叩き込まれ痛恨の3失点目。その後、同33分に途中出場のMF三笘薫がシュートフェイントから鮮やかな突破を見せて左足で決めて1点を返したが、そのまま1-3で終了した。

 終了のホイッスルが鳴った直後、ピッチにうずくまり悔しさを露わにしていた吉田は、目を赤くしながら試合後のインタビューを「完敗です。もう、完敗でした。胸を張って帰りたいと思います」と気丈に切り出した。

「これで終わりじゃないので、それでもやっぱりサッカー人生は続くので、9月からまたワールドカップの最終予選があります。そこに1人でも多く食い込むために、大変ですけどチームでポジションを奪って、9月の代表でまた会えるのを楽しみにしていますし、僕自身も自分のパフォーマンスを出して9月からまた戦えるように準備したい」

 オーバーエイジとして3度目の五輪を経験できたことについて、「最高に楽しかったですね。僕もみんなに少しでも何かを与えられるようにと思いましたけど、若い選手からいろいろなものを吸収できて、選手として成長できたんじゃないかと思います」と語り、最後に日本のファンに感謝のメッセージを送った。

「公私ともにたくさん応援してくれて、今日もスタジアムの外で横断幕を掲げてくれて、メダルで恩返しをしたかった。でもこれはしょうがないので、ワールドカップで自分たちの力を示したい」

 準決勝で敗れた後、「メダリストになりたい」という言葉でチームを鼓舞していた主将。残念ながらロンドン五輪に続いて4位に終わったが、チームリーダーとしての言動は多くの若手の心に響いたはずだ。

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