ドルトムント香川の相棒に悲劇… 天才ロイスが故障でドイツ代表のEUROメンバーから落選

ドイツ紙も離脱に「衝撃!」 レーブ監督「大会の負荷に耐えられるのか疑わしい」

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は6月に開幕する欧州選手権(EURO)に臨む登録メンバー23人を発表した。事前に発表されていた最終候補27人から、守護神GKマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)やDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)、MFメスト・エジル(アーセナル)ら主力が選ばれた一方、ドルトムントの天才アタッカー、マルコ・ロイスが負傷のために衝撃の選外となった。

 レーブ監督は最終候補メンバーに残った選手の内、ロイス、DFセバスティアン・ルディ(ホッフェンハイム)、MFユリアン・ブラント(レバークーゼン)、FWカリム・ベララビ(レバークーゼン)が落選となった。

 今季ドルトムントで26試合出場12得点を記録したロイスはこの日、27歳の誕生日を迎えたが、落選の悲劇に見舞われた。「衝撃! ロイスが欧州選手権のメンバーにいない」と特集したドイツ地元紙キッカーによると、レーブ監督は「彼はまっすぐしか走れない状況だ。負荷の強い大会で耐えられるのかとても疑問に思っていた。彼と我々のために最良の選択だった。健康状態が完璧なら、彼は我々にとって最大の財産なのだが」と非情な天才斬りを説明した。

 ドルトムントでは日本代表MF香川真司と流麗な連携を誇り、才気溢れるアタッカーは故障に苦しみ、大舞台を逃している。左足首の靭帯断裂で14年ブラジル・ワールドカップを欠場したのに続く悲劇となった。

 

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