“天敵”モウリーニョ監督の就任で暗雲漂うマンU司令塔 バルサが獲得に名乗りか

スペイン代表からも落選し苦境のマタ 復活へ向けバルサ移籍の可能性が浮上

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタが、ジョゼ・モウリーニョ新監督就任の影響でバルセロナに移籍する可能性が浮上している。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 マタは2011年から14年までチェルシーでプレーした。12-13シーズンには12得点12アシストと活躍したが、13-14シーズンにモウリーニョ氏のチェルシー監督復帰に伴い出場機会を失った。そのため14年1月にユナイテッドに新天地を求めたが、モウリーニョ氏が来季新監督に就任することが発表された。

 記事では、ユナイテッドでの将来に暗雲が漂った小柄なプレーメーカーに、バルセロナが白羽の矢を立てたとレポートされている。「MSN」と呼ばれるメッシ、スアレス、ネイマールの強烈な3トップに続く4人目のオプションとしてマタが浮上している。

 2018年シーズン終了時までユナイテッドと契約を残すマタは6月の欧州選手権に臨むスペイン代表から外れており、キャリアの再構築を行う必要性があるという。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を持たないユナイテッドではなく、バルセロナ移籍を選ぶ可能性はある。チーム事情から2014年の移籍時にマンUが支払った移籍金4500万ユーロ(約55億円)は軽減される見込みとレポートされている。

 かつてユナイテッドで日本代表MF香川真司とポジションを争ったマタは、今夏スペイン二冠王者に移籍するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング