「あのGKじゃ止められない」 本田圭佑がNZ戦ライブ配信、PK戦で相手GKの“弱点”指摘

本田圭佑が「NowVoice」で五輪の準々決勝NZ戦を解説【写真:Getty Images】
本田圭佑が「NowVoice」で五輪の準々決勝NZ戦を解説【写真:Getty Images】

「NowVoice」で五輪の準々決勝NZ戦を解説、試合のMVPには吉田麻也を選出

 東京五輪のサッカー男子は31日に準々決勝が行われ、日本はニュージーランドにPK戦(0-0/PK4-2)の末に競り勝ち、2大会ぶりのベスト4へ駒を進めた。音声メディア「NowVoice」のライブ配信で試合の解説を行った元日本代表MF本田圭佑は、緊張感のあるPK戦で相手GKの“動き出しの早さ”に注目した。

 本田は試合開始早々から「見どころは引いてくる相手にどうやって点を取るか」と、5バックを敷いたニュージーランドの守備陣を日本がどう攻略するのかに着目。「(最終ラインの)5枚の前の(中盤)3枚がシフトしきれていない。(日本の)サイドバックが空いている」と空いたスペースを日本が活用できるかどうかを、試合のポイントとして挙げていた。

 しかし、ニュージーランドは後半の立ち上がりに主将でオーバーエイジのDFウィンストン・リードが左膝を痛めて途中交代となり、システムを4-3-1-2に変更。すると日本はなかなかボールを保持できない時間が続き、苦戦を強いられた。前半には「ニュージーランドは、このペースでプレスをかけて保つのかな?」と指摘していた本田も、後半の終盤には「最初から4バックのほうが良かったんじゃないかっていうくらい。日本より強い相手とやっているみたいになっている」と、試合の流れが一変したとコメントした。

 日本は失点を許さなかったものの、ゴールネットを揺らすこともできず、0-0のまま延長戦に突入。延長後半にはニュージーランドに決定機を作られるも、主将DF吉田麻也の間一髪のブロックで失点を免れるなど紙一重の勝負となった。

 そして試合はPK戦での決着へ。本田は「PKは運以外の何ものでもない。ロナウドも外すし、メッシでも外す」として結果は読めないと話していたが、日本の1人目のキッカーを務めたFW上田綺世のキックの後に、ニュージーランドGKマイケル・ウートの動きについて「(動くのが)早いなあ。これチャンスかも。リラックスして蹴ったら(GKの)逆つけるでしょう」と指摘。日本の勝機を見出した。

「リラックスして蹴ればこっちのもん。GK動くの、ホンマ早いんで。めっちゃ早い。ヤット(遠藤保仁)さんやったら、めっちゃ早いと思ってると思う。コロコロPK出るよ。あのGKじゃ止められない」

 すると、本田の指摘通りに日本は上田からDF板倉滉、DF中山雄太、吉田と4人連続で成功。一方、ニュージーランドの2人目のDFリベラト・カカーチェのキックをGK谷晃生がセーブ。さらに3人目のMFクレートン・ルイスは枠を外し、PKスコア4-2で日本が勝利を収めた。

 薄氷を踏む勝利で、日本は2012年ロンドン五輪以来2大会ぶりに4強へ進出。本田は試合後「(延長後半に)守備で防いだワンプレーと、ゲームを決めたのも麻也のPK」だったとして、主将の吉田をこの試合のMVPに選出した。勝てばメダルが確定する準決勝では、コートジボワールを下したスペインと対戦する。

(Football ZONE web編集部)


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