“不発の悪童”バロテッリにラツィオ移籍急浮上 新監督候補の恩師が獲得を熱望か

伊メディア報じる イタリア代表で指導を受けたプランデッリ氏の現場復帰がカギに

 悪童にとって最大の理解者が現場に戻ることで、復活への道が開けるのかもしれない。昨季はリバプール、今季はACミランでそれぞれリーグ戦1ゴールと散々な結果に終わっている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、2012年の欧州選手権(EURO)と14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でイタリア代表を指揮したチェーザレ・プランデッリ氏とともに、移籍する可能性が浮上している。

 イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、現在イタリアの強豪ラツィオが来季新監督としてプランデッリ氏を第一候補にしていると報じている。そして、その就任が決定した場合はバロテッリを獲得する可能性が高まっているという。

 プランデッリ氏はバロテッリについて「マリオは管理が難しい男ではない。いつだって、彼は悪い奴ではないし管理不能などではない。私は常に彼を支えてきたし、技術的なポテンシャルは非常に高いんだ」と語り、監督と選手の関係で共闘するのは難しいことではないと語っている。

 バロテッリがイタリア代表で最も活躍したのは、プランデッリ氏が率いたチームだった。10年の代表デビュー戦に招集したのはプランデッリ氏であり、12年のEUROと14年のW杯はイタリア代表のレギュラーとしてプレーし、EUROではファイナリストになった。

 

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