U-24日本代表、フランス戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 強豪相手に冴えた2人は?

3試合連続ゴールで高評価の久保、攻撃面で控えだった堂安

<MF>
■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★★☆(→後半27分OUT)
 必要な場所で必要な仕事を確実にこなす職人的プレーで中盤を引き締めた。ボールを持てる時間帯に、相手の出方に応じたパス回しで余裕をもたらす。

■板倉 滉(フローニンゲン)=★★★☆☆(←後半27分IN)
 冨安の復帰に応じてベンチスタートになったが、遠藤に代わり今大会初めてボランチに入る。中山がボランチに入るなど、これまでとは新しい組み合わせのなかでも冷静にプレー。

■田中 碧(デュッセルドルフ)=★★★★☆(→後半35分OUT)
 久保の先制ゴールにつながる縦パスを出し、得点を演出した。フィジカル能力の高い相手に対しても、体をぶつけて対抗。遠藤とともに攻守に十分な働きをした。

■前田大然(横浜F・マリノス)=★★★★☆(←後半35分IN)
 田中と交代で入り、左サイドハーフでプレー。しっかりとゴール前まで走り切り、相馬からのパスをゴールに結びつけた決定力はさすが。

■堂安 律(PSV)=★★★☆☆(→後半27分OUT)
 良い動き出しを見せた場面でも、上田との呼吸が合わない場面が散見したのは気がかりなポイント。守備ではチームに貢献したが、相手の警戒も強く、攻撃面では控えめだった。

■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★☆☆(←後半27分IN)
 試合の大勢がほぼ決まったなかで、多くの選手がポジションチェンジをしたこともあり、難しい状況だった。それでも試合終了間際には、冷静に前田のゴールをお膳立てした。

■久保建英(レアル・マドリード)=★★★★★(→ハーフタイムOUT)
 先制点の場面では上田にパスをさばいてから、ゴール前に上がって抜け目なくゴールを奪った。3試合連続ゴールでチームを勝利に導く。前半でお役御免。

■三好康児(アントワープ)=★★★☆☆(←ハーフタイムIN)
 後半のキックオフ時からピッチに入る。リズムをつくるのには苦しんだものの、旗手からの折り返しから、正確な左足シュートでゴールを決め、日本の勝利を決定づけた。

■旗手怜央(川崎フロンターレ)=★★★☆☆
 中盤の左サイドで東京五輪初先発。積極的にミドルシュートを放って存在感を放つ。先制点の場面でもゴール前に詰めたことで、久保にシュートを打つスペースを作る。橋岡からのクロスをフリーで受けたヘッドは決めるべきだった。

(出場なし)
三笘 薫(川崎フロンターレ)

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