なぜオウンゴールの“嘲笑字幕”が発生? 韓国放送局、ずさんな管理体制を母国紙指摘

開会式で不祥事を起こした同じ字幕チームが韓国対ルーマニア戦で再びミス

「MBC労働組合によると、オリンピック中継に関わる製作スタッフが、開会式中継の字幕や写真を事前にすべて見ていたという。ところが、参加国を侮辱するような字幕や写真の使用の誤りについて修正を指摘していなかった。常識に反する内容がなんの指摘も受けずにスルーされ、放送局MBC内部の制御機能が完全に崩壊していたのだ」

 記事によれば、事前に確認する場があったにもかかわらず、ウクライナの紹介において誰も疑問を持たず、そのままゴーサインが出ていたという。そして、その字幕チームが、2日後のルーマニア戦でもミスを犯したというのだ。

「しっかりとした組織であれば、ミスを正し、過ちを繰り返さないようにする。しかし、MBCは再び字幕事故を起こした。ルーマニアのマリン選手のオウンゴールに『ありがとう、マリン』と字幕を入れたのだ。オウンゴールを犯した選手を事実上、嘲笑したと批判が殺到した。放送局がこのような字幕を出すことは、スポーツ精神に反するだけでなく、絶対にしてはならないことだ。だが、開会式の大事故から2日で再び事故が起こった。開会式の中継を担当した字幕チームが同じ過ちを繰り返したという」

 28日のグループリーグ第3戦でホンジュラスを6-0で下し、B組首位で決勝トーナメント進出を果たした韓国。31日に行われる準々決勝ではA組2位のメキシコと対戦するが、ピッチ外の騒動も引き続き大きな注目を集めそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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