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赤字まみれミランのCEOは白熱するイブラ争奪戦前に悲しみのギブアップ 「年俸の問題だ」
ガリアーニ氏の告白 年間100億円赤字のミランには高嶺の花か
去就問題が注目されているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、帰還を熱望しているACミランは争奪戦で全く乗り切れない様子だ。ミランの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOは累積赤字の深刻化する凋落の名門でカリスマの高額年俸の支払いはお手上げ状態であることを告白している。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」の取材で語ったもの。
スキンヘッドのCEOは「メルカート(移籍市場)の質問はやめてくれよ」と第一声でけん制したが、メディアの質問の全てが移籍に関することだった。レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマの獲得については「考えたこともない」と一蹴し、加入間近かと言われている同MFマテオ・コバチッチについては「様子を見よう」といういつものセリフで切り上げた。
しかし、イブラヒモビッチについての質問にガリアーニCEOは代理人のミノ・ライオラ氏との関係を持ち出しながら語っている。
「ライオラと会うことは問題ではない。ミランにいる選手の3人か4人は彼が代理人を務める選手だからだ。イブラヒモビッチについて言えることは、問題は年俸の支払いだ。それに尽きる」
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