今季CL決勝戦のチケットが急騰 再販会社史上最高額の150万円を記録

期待高まるミラノでのマドリードダービー

 シーズンを締めくくるUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、28日にミラノ・サンシーロスタジアムでレアル・マドリードとアトレチコ・マドリードが対戦するマドリードダービーとなった。その決勝戦のチケットが、再販会社史上最高額となる1枚12000ユーロ(150万円)の高値が付いたことが分かった。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 欧州サッカー界最強クラブを決める決勝戦には40カ国以上のフットボールファンがスタジアムに集結することになる。チケット再販会社「Ticketbis.com」は、このチケットのプラチナ化が進んでいるという。

 最も安いチケットでも、1951ユーロ(約24万円)の値が付いている。昨年ベルリンで行われたバルセロナ対ユベントス戦よりも、15%安くなっているが、カテゴリー1の中立ゾーンという最も試合を見やすい座席のチケットは急騰。1万2000ユーロ(150万円)でイングランド人が購入しており、この価格は同社史上最も高い入場券の金額を更新したという。

 欧州の頂点で2年ぶりの顔合わせとなったレアルとアトレチコの激突は、その価値を一気に高めているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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