冨安健洋は「真のリーダーになる」 ”非凡な才能”を英メディア称賛「完璧なDF」

トッテナム移籍が噂されているDF冨安健洋【写真:Getty Images】
トッテナム移籍が噂されているDF冨安健洋【写真:Getty Images】

トッテナム移籍へ接近と報じられる冨安の能力に英メディアが熱視線

 プレミアリーグのトッテナムは、ボローニャの日本代表DF冨安健洋の獲得に向けて交渉中と報じられている。そうしたなかで英メディア「90min」が改めて冨安の才能に注目。「まだプロキャリアの初期段階ではあるが、真のリーダーに成長する可能性を十分に示している」と称えている。

 冨安は2019年夏にボローニャ加入後、主戦場のセンターバック(CB)だけでなく、両サイドバック(SB)でも遜色ないパフォーマンスを発揮。ACミランやアタランタなどイタリア国内クラブからの関心が伝えられていた一方で、今オフに最終ラインの補強を目論むトッテナムへの移籍へ接近しているとされ、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」では2000万ユーロ(約26億円)で移籍合意に至ったとも報じられた。

 プレミア行き決定がいよいよ目前に迫りつつあるなか、「90min」は冨安のポテンシャルに注目。2020-21シーズンのボローニャにおいて、センターバックと右サイドバックを兼任し、高いパフォーマンスで評価を高めた事実を踏まえ「一つのポジションへのこだわりがない今日のサッカーにおいて、冨安はほぼ完璧なディフェンダーである。センターバックと右サイドバックのハイブリッドである冨安は、どちらかの役割を選ぶのではなく、その両方を融合させようとする」と、ユーティリティ性を評価している。

 また同メディアは、積極的な攻撃参加でチャンスに絡んでいることやカバーリングに優れている点にも着目し「スピードは速くないが、ウイングの2歩分の歩幅を1歩で済ますことができる。プレミアリーグのウイングは冨安を追い越すのに苦労するだろうし、追い越された場合には警戒する必要がある」と分析。今後のキャリアへは「まだプロキャリアの初期段階ではあるが、冨安は真のリーダーに成長する可能性を十分に示している」と期待を寄せ、成長著しいセンターバックの非凡な才能に太鼓判を押していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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