久保建英は「日本のスターマン」と大絶賛 英記者、U-24スペイン戦“先発11人”を採点

U-24スペイン戦“先発11人”を採点【写真:©JFA】
U-24スペイン戦“先発11人”を採点【写真:©JFA】

“金メダル候補”に1-1と善戦、DF吉田は「これぞ主将と呼ぶべき貢献」

 東京五輪のグループリーグ初戦を5日後に控えたU-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸でU-24スペイン代表との国際親善試合に臨み1-1で引き分けた。五輪の“金メダル候補”を相手に堂々とした戦いを披露したホスト国を、海外記者はどのように見たのか。
 
 かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、スペイン戦に先発出場した11人を採点。「なんてゴールなんだ」と評価したMF堂安律を凌ぎ、見事なアシストを見せたMF久保建英に最高点を与え、「日本のスターマン」と大絶賛している。

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U-24スペイン代表戦のU-24日本代表スタメン11人の採点(10点満点)

【GK】
■谷 晃生(湘南ベルマーレ) 7点
守備陣の強烈なパフォーマンスもあり、見せ場は多くなかったが、出番では完璧にこなした。

【DF】
■酒井宏樹(浦和レッズ) 7点
守備面は鉄壁で、攻撃参加も白眉。堂安律との右サイドでの連係も見事だった。攻撃参加時には相手守備陣を瓦解させ、林へのクロスも惜しかった。

■吉田麻也(サンプドリア) 8点
これぞ主将と呼ぶべき貢献。規範となり、若いチームを牽引し、前半の守備陣を見事に引き締めた。ロングフィードでも脅威に。

■冨安健洋(ボローニャ) 8点
スペインの屈強なアタッカーと互角の勝負を演じたことは称賛に値する。吉田とのコンビが日本守備陣の心臓に。

■旗手怜央(川崎フロンターレ) 7点
川崎フロンターレの男が冒険心溢れる躍動。左サイドで堅実な働き。スペインの猛攻を凌ぐ隙に、攻撃参加に転じる姿勢もプラスだ。

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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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