グリーズマン、今夏シティ移籍の可能性浮上 “放出容認”の意向と海外メディア報道

バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】

メッシ再契約が最優先のバルサ、資金捻出へ売却も許容と仏メディア指摘

 プレミアリーグ王者マンチェスター・シティの補強候補としてバルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが浮上している。フランスメディア「フットメルカート」によれば、シティを率いるペップ・グアルディオラ監督自らグリーズマンに接触しているという。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの契約延長を最優先事項とするバルセロナは適切なオファーがあれば、引き止めることはしないようだ。

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 バルセロナは現在深刻な経済危機に直面しており、クラブとしての最優先事項となっているメッシとの再契約が保留となっている状況。資金捻出のために選手の売却に動いている。

 ロナルド・クーマン監督は「我々にとってグリーズマンはとても重要な選手」とフランス代表FWを高く評価している。しかし、記事では「彼はバルセロナのプライオリティーではない」「適切なオファーがあれば引き止めはしない」とクラブは放出を容認する構えであると報じられている。

 パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘン、ユベントスなどがグリーズマンに興味を持っているとも伝えられるなかで、同メディアはプレミア王者のマンチェスター・シティも30歳のストライカーに関心を寄せているとした。そして、同クラブを率いるグアルディオラ監督はすでに電話でグリーズマンと直接話しており、「長年の友情で結ばれている」のだという。

 シティはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(→バルセロナ)の後釜となるFWを探し求めており、トップターゲットはトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインとも言われているが、高額な移籍金がネックとなっている。そこで代役としてのグリーズマンに白羽の矢が立っているようだ。

 グリーズマンに関しては現在、2019年に撮影されたとされる日本人スタッフへの侮蔑的および差別的発言が収められた動画が拡散し、問題となっている。バルセロナのクラブスポンサーである楽天グループ代表の三木谷浩史氏が抗議しているほか、グリーズマンは株式会社コナミと結んでいた「遊戯王」のアンバサダー契約も解除されるなど波紋を広げている。騒動の渦中にいるグリーズマンは今夏の移籍市場でも注目を集めることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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