リバプール、“筋肉男”トラオレ獲得の可能性浮上 クロップ監督“熱望”と英報道
ドリブルでボールを運べるウルブスFWトラオレにリバプールが熱視線と現地指摘
日本代表FW南野拓実が所属するリバプールがウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレ獲得に動いているようだ。ユルゲン・クロップ監督はサイドでも中央でもプレーでき、ドリブルでボールを運べる多才なFWを求めていると英サッカー専門サイト「フットボール・インサイダー」が報じている。
昨季リーグ3位でプレミアリーグ連覇を逃したリバプール。クロップ監督は前線の補強を目論んでいるようで、そこにウォルバーハンプトンでプレーするトラオレ獲得が浮上している。
「リバプールが驚きのアプローチをかけている」と報じた「フットボール・インサイダー」によれば、ドイツ人指揮官は「サイドと中央の両方でプレーでき、長い距離をドリブルで運べる多才なFW」を熱望しており、そのスタイルに合致したのがトラオレだったようだ。
リバプールは昨年からトラオレに関心を寄せていたが、昨夏の移籍マーケットではウォルバーハンプトンからポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタを獲得。加入1年目からインパクトを残したジョッタに続いて再びウルブスからの引き抜きを画策しているようだ。
バルセロナの下部組織出身のトラオレは2019-20シーズンにウォルバーハンプトンで公式戦54試合で6得点12アシストをマーク。筋肉で膨れ上がった腕にオイルを塗った姿も一躍脚光を浴びた。昨季は42試合で3得点3アシストとやや苦しんだが、強靭なフィジカルとスピードを生かしたドリブルはプレミアリーグでも異彩を放っている。リバプール移籍が実現すれば、サウサンプトンからのローンバックした南野拓実にとってはポジションを争うライバルとなる可能性もありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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