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屈辱の“戦力外通告”もバイエルン残留宣言!? 移籍が噂される天才MFが来季の定位置奪取を誓う
恩師クロップ率いるリバプール行きも囁かれるゲッツェが、残留を示唆
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、去就問題が注目されるなかで来季残留を示唆。恩師ユルゲン・クロップ監督の待つリバプール移籍ではなく、”戦力外通告”を言い渡されたカルロ・アンチェロッティ新監督の下での定位置確保を誓った。ドイツ地元紙「ビルト」で語ったもの。
ドイツ最高の才能と称されるタレントは、今季限りでバイエルン監督を退任するジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を手にすることができず、ベンチを温める日々が続いた。
2013年まで所属した古巣ドルトムントへの復帰、恩師クロップの待つリバプール移籍が取り沙汰されるなか、ゲッツェはアンチェロッティ新監督と電話会談を持ったことを認めた。そして「定位置は確保されていない」と、新指揮官から厳しい見通しを示されたが、ゲッツェはドイツ王者での復権を目指しているという。
「ミュンヘンでの新しいシーズンを楽しみにしている。カルロ・アンチェロッティの下での最初のトレーニングで、トップの状態に仕上げるまで全力を尽くすよ」
ゲッツェはこう語った。バイエルンとの契約が2017年まで残り1年となっているなかで、去就の行方は今後どのような展開を見せるのか。卓越したスキルを誇る天才児は、まずはイタリア人の名将に自らの実力を認めさせるつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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