「ゴールのチャンスはあった…」 手倉森Jエース南野が合流直後のポルトガル戦で痛恨の沈黙
オーストリア二冠の勢いと欧州組の格を示せず
U-23日本代表は23日のトゥーロン国際大会予選リーグ、ポルトガル戦で0-1の敗戦を喫し、大会初戦のパラグアイ戦に続く連敗を喫した。この試合からチームに合流したMF南野拓実(ザルツブルク)は「今日は得点できるチャンスはいくつかあった」と決定機を逃したことを悔やんだ。
南野はオーストリア1部ザルツブルクで今シーズン、リーグ戦で32試合10得点と2桁ゴールをマークし、国内カップ戦を含む2冠制覇に大きく貢献した。その勢いを持ち込んでポルトガル戦に臨んだエースだが、前半は強風と相手の屈強なフィジカルに苦しみ、チャンスを作る場面はほぼなかった。
後半に入るとチームに連動性が生まれ、南野もチャンスに絡む場面があった。11分にはMF野津田岳人(新潟)の落としを受けると右足アウトサイドで左サイドに巧みに展開。DF三丸拡(鳥栖)の際どいクロスを呼び込んだ。それでも南野自身、試合後のインタビューで笑顔を浮かべることはなかった。
「チームとしても2連敗を喫してしまったので、それは非常に悔しいです。今日の試合も勝てる、得点できるチャンスはいくつかあった。決めきれなかったというところが次への課題かなと思います」
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