元指揮官が語るC・ロナウドの深夜のルーティン 「彼女を待たせても氷風呂へ入っていた」

アンチェロッティ氏が証言

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドには“深夜のルーティン”があった――昨シーズンまで“白い巨人”を率いたカルロ・アンチェロッティ氏が、英紙「フィナンシャル・タイム」のインタビューに応じ、ロナウドが午前3時に氷風呂に入っていることを明かした。

 来シーズンからジョゼップ・グアルディオラ監督の後を受けてバイエルン・ミュンヘンの監督に就任するアンチェロッティ氏は、2013年から15年の2シーズンにわたってレアルの指揮官を務めた。リーグ制覇こそならなかったものの、13-14シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇して“デシマ(10度目の欧州王座)”を成し遂げるなど、欧州屈指の名監督として知られる。

 そんなアンチェロッティ体制でも絶対的エースとして君臨したのはC・ロナウドだった。2シーズン連続でのCL得点王、13-14シーズンにはリーガ・エスパニョーラでピチーチ(得点王)を獲得するなど、イタリア人指揮官も全幅の信頼を置いていた。そんなアンチェロッティ氏は、彼の高いプロ意識を見逃さなかった。

「クリスティアーノ・ロナウドは、イリーナ(・シェイク)が自宅で彼を待ちわびていても、午前3時に氷風呂を浴びていたんだ。彼の詳細に踏み込むことはできないが、彼はスーパーモデルやそのほかの出来事よりも、自分自身のキャリアについてどうするべきか心に留めておいた」

 激しいトレーニングや試合の後、傷ついた肉体を速やかに回復させるためには氷風呂に入ることが有効と言われている。ロナウドはその効能を信じて“元カノ”であるロシア出身のスーパーモデル、イリーナ・シェイクがいる時にも体調管理を欠かさなかったという。

 

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